太陽系で一番難しい恋 <スペイン留学編> 第1話 ☆どうして好きな人には伝えたいことをうまく伝えられないのか
ねえ どうしてすごくすごく好きなこと
ただ伝えたいだけなのに
ルルルールルー♪
うまく言えないんだろう
ドリカムのLOVE LOVE LOVE はこのように始まりますね。
どうして好きな人には、伝えないことをうまく伝えられないんだろう?
あなたはそう思ったことがないでしょうか?
僕は、このことを本当に痛切に感じた体験をしました。
もう20年くらい前のことです。
僕は、スペインに1年間語学留学をしたことがありました。
大学を卒業をして、すぐに就職するのではなく、スペインに留学するという道を選んだのです。
そこで、忘れもしない、甘くてでもそれ以上にものすごく切ない恋の体験をすることになったのです。
このことを書くのは、本当に恥ずかしかったのですが、恥ずかしさを乗り越えて書いていくうちに
最後に本当に大切なことに気づくことができました。
あなたに今、好きな人がいて、
その方への想いを伝えられないでいるのなら・・・
何かの参考になれば、嬉しいです。
物語調で書いてみましたので、良かったら読んでみてください。
1998年8月のことでした・・・
( ゚Д゚)
僕が最初に選んだのは、アリカンテという地中海沿いのコスタブランカと呼ばれるビーチがある街だ。
(写真は夜のアリカンテ港、サンタバルバラ城をバックに)
そこで、スペイン語をスペイン語で勉強する語学学校に通うことになった。
そこでは、フランス、イタリア、ドイツ他、さまざまなヨーロッパ諸国やアメリカ人などたくさんの人種と一緒にスペイン語を学ぶことができる。
僕は、スペイン語をまったく知らないで、留学をした。
行く前に覚えたのは 「ウノ、ドス、トレス」 (1,2,3)と 「ソイ ヒニチ」(私は、じんいちです) くらいだった。
なーんも知らない言語をしゃべるところで生活してみたい。
いったいどうなるのだろうか?
その方が未知の世界で面白いだろうと思ったからだ。
最初に話せた言葉は、「おなかがすいた」と「アイスがうまい」くらいだった。
まさに、サバイバルスパニッシュだ。
誰と話しをするにも言いたいことが言うのがすごく大変だった。
身振り手振りで四苦八苦してコミュニケーションをとりながら、なんとか暮らしをはじめて1か月くらいたった頃だった。
僕たちのクラスに東欧から一人の女性がやってきた。
凛とした美しさを持った娘(こ)だった。
その娘はポーランド人で名前は、ローズといった。(仮名)。
ヒマワリの次はバラだ。
しっかりとした自立心と、たまにみせる笑顔がとても魅力的で
このローズちゃんと一緒にスペイン語を学べることに胸がとても高鳴った。
この日から、かつてない難しい恋が始まったのである。
もともと僕には、好きな人には何も言えなくなってしまうという欠点があった。
さらに、緊張してしまうと、手を繋ぎたいという想いが空回りし、手を繋ぐかわりに、前方宙返りをしてしまうほどの恋愛下手だ。
これにプラスして、以下の難易度が加わった。
相手は日本人じゃない、ポーランド人だ。
赤ちゃんレベルのスペイン語での会話
アトピーによる劣等感
2か月という短期決戦 (ローズちゃんの留学期間は2か月だった。)
どれだけ難しいか想定できるでしょうか?
もっとも忘れられない濃厚な2か月が始まった。
続く
第2話はこちら
P.S.
ヒマワリちゃんとの話より、さらに恥ずかしいけど、書いてしまえ、笑
好きな人に伝えたいことを伝える難しさに加え、恋愛とアトピーも一つのテーマになっています。
ヒマワリちゃんとの七転八倒恋物語、太陽系で一番難しい恋<高校生編>は こちら
P.P.S.
スペインの地に初めておりたった日、マドリードにて。
ちょっと世の中なめてます的な装い。
そして実際なめてました。
この数時間後に、人通りがまったくない路地で、3人の若い男に囲まれ、バッグをよこせと詰め寄られ、抵抗したら、お腹のすぐ前にナイフを突きつけられた。
突然、突きつけられた非日常!!!
しかし、愚かにもそのバッグには、パスポートやら持ち金をすべて詰め込んでいたので、どうしても渡すことができない。
ナイフを突きつけられて取った僕の行動は・・・・
続く
これもかい!
by 自己卑下上等! 自己肯定感を高める 炎のメンタルコーチ
平山 仁ー
本音を無視して生きていけるほど人生は短くない、
むしろあまりに長い。
だから人は本音に向き合う時がくるのだろう。
あなたは、本当にしたいことに生きていますか?
<参考記事>
■恋愛関連
どうして人を好きになると、本当にしたいことと違う行動をしてしまうのか?
恋愛に苦手意識のあった僕が高校生の時にこのことを痛感した体験をストーリーにしました。
同じようなことで恋愛に苦手意識を持っている人を恋愛コーチングで応援しています。
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