自分にとって大切なことを選ぶときに大事にしたいこと

昨日、自転車を購入したんですけど、そのことで改めて気づいたことがあるんですね。
真っ白な車体に、茶色のシートとハンドルの組み合わせ、おしゃれな見た目とリーズナブルな価格で、ほとんど迷うことなく購入しました。
そして、さっそくその新しい自転車に乗って家に向かいました。
漕ぎ始めてみると、なんだか違和感を感じます。
今まで乗った自転車に比べてペダルを漕ぐのが重い・・・
なんかイメージしてたのと違うなと感じたものの、
まっ、こんなもんなのかと、
気を取り直して、家に向かうことにしました。
しかし、重いペダルを漕ぎ続けていると、また思考が湧いてきます。
この自転車をずっと乗っていくことになるんだよな・・・
なんかスッキリしないよなあ・・・
そして、その思考を打ち消す思考も。
いやいや、
ほかの自転車はもっと値段がするし、
今の自分にはこれくらいでいいやんか。
そうして自分に言い聞かせていました。
それから夜になり、お風呂に浸かっていると、
また自転車のことが頭によぎりました。
なんか新車を買ったのに、いまいち嬉しくないなあ・・・
ずっと乗ることになるんだよなあ・・・
ほかの自転車にしておけば良かったって後悔しないかなあ・・・
・
・
・
まてよ。
これ、後悔するやつや!
つーか、後悔すでにしてるやつや!
こりゃ、あかん!!
急いでお風呂を飛び出して、
そのまま猛ダッシュで、
自転車屋さんに向かいました。
あっ、もちろん服着てからね、笑
ところが、
急いで自転車を漕いでいると、
スピードがあがってきたこともあり、
重さがあまり気にならなくなってきました。
あれ、これくらいの重さなら許容範囲なんじゃないかな・・・
それに慣れるかもしれないよな。
自転車を変えないでいい理由が湧いてきます。
どうしようか迷っているときに、
夜真っ暗な道に入ったのでライトを点灯させました。
すると、
ぐぐぐっと抵抗が加わり
ものすごく重たくなってしまいました。
昔ながらのダイナモ式なので、ただでさえ重く感じていたのが一段と重くなったのです。
それでも、
これって筋トレになるかもなって考えてみたり、
自転車で筋トレなんかいらんやろ!
などと
自分ツッコミをしながら、
自転車屋さんに着く頃には、返品して変えるという気持ちが固まっていきました。
そして、差額を支払い、色もデザインもまったく違う自転車に買い替えたのです。
結果、、、
大大、大正解!
めっちゃ軽い!!!
(‘Д’)
しかも6段切り替え(前のは切り替えなし)で、
重さを自由自在に変えられる。
ライトも自動で、ダイナモ式ではないので、夜間のライト点灯時も重さが変わらない。(*’▽’)
買い換えた自転車で家に向かう途中、軽快な足漕ぎで風を切りながら走っていると、モヤモヤしていた気持ちが晴れていきました。
変えて本当に良かった!
違和感をほっとかなくて良かったって、しみじみ思いました。
もしあの時違和感を放置していたら、
僕は長い間ずっと自分に言い聞かせながら、乗っていたかもしれません。
安かったのだから、こんなもんだ。
とか
一度買ってしまったものを返却するのは相手に迷惑をかける。
とか
慣れてきたから、それなりにいい自転車に違いない。
みたいに、何度も自分に言い聞かせなければならなかったでしょう。
これは、人生にとってさほど重要ではない自転車についてのお話でした。
でも、もしこれが恋愛やパートナーシップの場合だったらどうでしょう???
最初の見た目が気に入って、お付き合いすることになった。
でも、なんかイメージしていた人と違う。
そんな違和感が湧いてくるのに、それをみないフリしてそのままにしていたら、、、
この人を逃したら、もう出会えそうな気がしない・・・
パートナーシップに我慢はつきものって言うし・・・
そのうちきっと慣れてくるはず・・・
自分にいろいろと言い聞かせなければならないかもしれません。
でも、パートナーシップは、数年間だけ乗る自転車とは違います。
もしかしたら、一生添い遂げることになるかもしれませんし、
自転車と違って、簡単に乗り換えられるものでもありませんね。
一生、自分に言い聞かせながら生きていくことになるかもしれません。
そう考えると、「なんか違う」という違和感って実はすごく大事なことではないでしょうか?
違和感は、自分が本当に望んでいることからズレてるよというお知らせなのかもしれません。
あなたにも、もし違和感が感じるようなことがあったなら、その違和感をないものにするのではなく、よりいっそう大事にしてみてはいかがでしょうか?
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平山 仁ー
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