うなぎのタレに想う
先日、ふとテレビをつけたら、外国人が老舗のうなぎ料理屋でうな重を食べている番組をやっていました。
うな重といえばわたくしの大好物である。
即座に目が釘付けになりました。 ( ゚Д゚)
老舗のうなぎだけあって、その色ツヤ、タレの濃厚さ、そしてかば焼きを焼くけむり・・・
美味しそうな匂いやジューシーな味を想像しながら、この外国人たち、なんてうらやましいやつらだーー!と
嫉妬感満載で、見ておりました。
どうせ、あっしには老舗のうなぎなんて縁がないですよ~だ
( ゚Д゚)
老舗の店員さんが、「このタレは創業以来、何十年と継ぎ足して作っている秘伝のタレなんでございますよ~」 と説明しだすと、
僕は
「うん、うん、継ぎ足しの秘伝のタレね、さぞかし深みのある味がするんだろうなー」
と頭によぎったのですが、
外国人が即座に聞きかえしたのは、
「えっ、何十年・・・腐ってないんですか!?」
若干真顔で。
秘伝のタレの話を聞いて
かたや、
うな重大好きな僕は
あ~、なんて美味味しいそうなんだ~と期待した。
一方、
うな重、初めての外国人は
腐ってへんのか!?と心配した。
こういうこと(ある一つのことに対して全く違う反応をする)って、他人とのコミュニケーションにおいても、日常茶飯事に起きています。
僕が学んだNLP(神経言語プログラミング)では、このように教わりました。
地図は領土ではない。
自分の地図と相手の地図は違う。
領土(あるもの、ある事象そのもの)をどう捉えるかは、人によって、本当に様々なのです。
つい、よかれと思って、自分の気に入ったものを相手にあげたり、勧めたりして、めっちゃ気にいってくれるはずと期待していたのに案外そうでもなかったという経験ないでしょうか?
それは、自分と相手の地図(見ている世界)が違うからです。
相手とコミュニケーションをとっているときも、自分の期待に反する反応を受けるときってありませんか?
そんなときは、自分の相手に対する期待を一旦外して、相手の見ている世界を想像してみてください。
相手は、今どんな立場にいて、どんな状況にいるのだろう?
相手はどんなことで悩んでいるんだろう?
相手はどのような生い立ちで育ってきたんだろう?
相手に同意を求めたくても、自分の期待通りの反応をしてくれず、NOと言われるかもしれません。
でも相手には、その「NO」を言わしめてしまう事情があるのです。
それは、相手の置かれている状況であったり、立場であったり、生い立ちからくる観念などさまざまです。
NOと言われたら、ガビーンと落ち込むのではなく、その事情に意識を向けてみましょう。
相手のみている世界を想像することで、相手と自分は違うということに気づき、そしてその違いを尊重し合いながら、コミュニケーションをより豊かなものにしていければいいですよね。
そして、国産うなぎがもっと安く食べられる世の中になるといいですよね。
あっ、こんなことしょっちゅう願っているのは僕だけ?
これは、僕の見ている世界でした、失礼・・・
P.S.
ゴールデンウイークですね。
今日は天気もいいですし、楽しい一日をお過ごしください。
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