非日常は突然やってくる

2018年が始まりましたね。
今年もよろしくお願い致します。
僕は、普段部屋を真っ暗にして寝る派なのですが、、、
今日の夜中0:30頃、実家の2階の部屋で真っ暗にしてふとんに入っていると、窓の外が明るいことに気づいたんですね。
なんでこんなに明るいんだろう・・・
と半分寝ぼけながら見ていたら、なにやら、ミシミシとかガタンガタンとか結構大きな音が外から聞こえてきて、その明るさも窓一面に広がって真っ赤になっていきました。
これはただ事ではないと、窓を開けて外をみると、隣の家のすぐ隣の家が炎に包まれて、隣の家の屋根越しに20mくらいの大きな火柱を立てて燃えているのです。
家と家の間が1mとない密接な住宅街で、実家からたった10mほどの隣の隣の家が、大きな炎に包まれて燃えているではないですか?
慌てて、家の外に飛び出したら、たくさんの人だかりができていて、叫び声が飛び交う大騒ぎになっていました。
なかなか消防車がやってこず、炎はさらに強さを増していき、家がガタンガタンと崩壊していきます。
消防車がくるまで、圧倒的な炎の火柱をなすすべなく眺めていたとき、
これが本当に起こっていることなのか?
夢でもみているのではないか?
と突然目の前にやってきた非日常にしばらく茫然としてしまいました。
ちょうど風がほとんど吹いていない日だったので、実家は被害をまぬがれましたが、2,3日前は暴風が吹いており、風の強い日だと、ほぼ間違いなく影響を受けていたと思うと本当にぞっとします。
不幸中の幸いで、けが人はでなかったようですが、家屋は全焼してしまい、隣の家ももらい火で大きな被害を受け、突然住む家がなくなるという非日常に襲われた被災者のことを思うと心が痛みます。
まだ、心の整理ができていませんが、非日常というのは、突然やってくるものなんだと強く感じました。
それからしばらく時間がたって、頭の中でいろんな想いがぐるぐるめぐりましたが、
つまらないと思えるほどなにも起こらない普通の日でも、本当はとても有難い一日だったんだと感じています。
僕たちは、何かをなくしてから初めて、
あったことへの有難みを痛感するということをよくしてしまいがちですが、
普通に(ふつうのように)ある幸せにもっと気づいていきたいものですね。
一日、一日をもっとていねいに生きていきたいです。
P.S.
火の扱いはくれぐれも気をつけましょう。
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