慈悲の瞑想で心を整える (嫉妬からの行動はノンノン)

こんにちは
自信をつけるメンタルコーチ 平山です。
他の人がうまくいっていると、嫉妬の感情が湧いてきたことがありませんか?
自信がないとき、自分を否定しているとき、自分がうまくいっていないときって、特にそうかも知れません。
でも、そのエネルギーのままに行動するのは良くなさそうです。
そんな感情が湧いてきたときは、一つ深呼吸をして、慈悲の瞑想を唱えてみるといいかも知れませんね?
以下、「仏陀の瞑想法~ヴィッパサナー瞑想の理論と実践 著者:地橋英秀雄、春秋社」
より青字で抜粋しました。
喜
三行目は喜(ムディータです。)
親しい人であれ、赤の他人であれ、誰かが幸せな状態にいるのを見たときに、心から「よかったね」と共感し一緒に喜んであげる心です。
弱肉強食の非情な生存競争に勝ち抜くことは、すべての生物にとって至上命令です。
そのせいか、他人が不幸に陥り敗退していくと相対的に自分の生存状態がよくなるので、悲しいことに、生命には他人の幸せを嫉妬し、不幸を喜ぶという怖ろしい心が組み込まれているのです。
三行目は、根の深い嫉妬の煩悩を乗り越え、他者の幸福状態を自分のことのように喜んであげられる心になる訓練です。
自分には与えられていないのに、他人は素晴らしい価値のあるものを所有している。
嫉妬とは、それが許せないという怒りです。
嫉妬の対象になる人は皆、自分より優れたものを持っていて、自分は欲しいのにそれがないという状態です。
嫉妬は怒りの心であり、否定し、打消し、破壊する心です。
自分が欲しいものを否定し、破壊されるのを願い、呪っているのですから、カルマの法則上、自分自身にもその価値あるものは実現されないのです。
あなた自身は、容姿端麗にはなれないでしょうし、頭は今より悪くなるでしょう。
出世もできないし、貧乏で、結婚にも失敗するでしょう。
これが嫉妬の結果、得るものです。
嫉妬すれば、嫉妬したそのものは自分には入ってこない法則です。
怖ろしいことです。
ですから、もっときれいに美しくなってください、もっと頭がよくなり、さらに出世して上位のステータスに上り、今よりももっと幸せな結婚生活が送れますように・・・と祈るのです。
「喜(ムディータ)」の実践です。
肯定し、心から望み、祝福したものは、あなたにも必ず入ってくるでしょう。
(ここまで)
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慈悲の瞑想
私が幸せでありますように
私の悩み苦しみがなくなりますように
私の願いごとが叶えられますように
私に悟りの光が現れますように
私が幸せでありますように(3回繰り返す)
私の親しい人々が幸せでありますように
私の親しい人々の悩み苦しみがなくなりますように
私の親しい人々の願いごとが叶えられますように
私の親しい人々に悟りの光があらわれますように
私の親しい人々が幸せでありますように (3回繰り返す)
生きとし生けるものが幸せでありますように
生きとし生けるものの悩み苦しみがなくなりますように
生きとし生けるものの願いごとが叶えられますように
生きとし生けるものに悟りの光があらわれますように
生きとし生けるものが幸せでありますように(3回繰り返す)
私の嫌いな人々も幸せでありますように
私の嫌いな人々の悩み苦しみがなくなりますように
私の嫌いな人々の願いごとが叶えられますように
私の嫌いな人々にも悟りの光があらわれますように
私を嫌っている人々も幸せでありますように
私を嫌っている人々の悩み苦しみがなくなりますように
私を嫌っている人々の願いごとが叶えられますように
私を嫌っている人々にも悟りの光があらわれますように
生きとし生けるものが幸せでありますように
生きとし生けるものが幸せでありますように
生きとし生けるものが幸せでありますように
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