辛いことや思い通りにいかないことが起きたときに、気持ちを切り替える方法

生きていると、楽しいことばかりではなく、辛いことや思い通りにいかないこともありますよね。
この辛いときというのは、その瞬間だけを切り取ってみているから、苦しんでいるという見方もできますね。
でも、その渦中にあるときは、どっぷりはまってしまうものです。
思いどおりにいかなかったり、辛いことは誰にでも起こり得ることだと思います。
でも、そのことをどう捉えるかで、その先も変わってくるように思います。
辛いことがおきたときに、自暴自棄になって、さらに辛いことを引き起こしてしまうような選択をしてしまうのか、、、
今はわからないけど、このことも、きっといいことにつながっていると前向きになって選択をするのか、、、、
起こったことをどのように考え、何を選択するかで未来は変わってくるのではないでしょうか?
どう捉えるかも、どのような選択をするのかも、すべては自分にゆだねられていて自由にできる。
できれば、自分を幸せにする選択ができたらいいですよね。
そんなちょっと辛いときに読んで欲しい、こんな面白い話がありました。
(「これでいいと心から思える生き方」 サンマーク出版 野口嘉則さんの著書で紹介されていたお話です)
アシュタバクラの話
昔、インドにジャナカ王という王様がいました。
そしてアシュタバクラというものがいました。
王様から「おまえはどう思う?」と聞かれると、アシュタバクラはいつも、
「起こることはすべて最高のことでございます。」
と答えました。
王様は、そんなアシュタバクラをとても信頼し、
いつもそばに置いていたのですが、
そのことに嫉妬した他の家臣たちが、
アシュタバクラに罠をしかけました。
ある日、王様が手に怪我をしました。
家臣たちはアシュタバクラのところに行き、
「王様が怪我をされたことをどう思う?」と聞きました。
アシュタバクラはいつものように答えました。
「起こることは、すべて最高です。」
家臣たちは、このことを王様に告げ口しました。
「王様、アシュタバクラは、王様の怪我のことも最高だと言っております。」
それを聞いて怒った王様はアシュタバクラを牢屋にいれました。
その日は、狩りの日でした。
王様は他の家臣を連れて狩りに出たのですが、
王様は一人で森の奥深くにまで入り、
そこで人食い部族に捕まってしまいました。
その部族は、儀式のときに人をいけにえとしてささげ、
火あぶりにするのです。
ところが彼らは、火あぶりの直前になって、
王様が手に怪我をしていることに気づきました。
傷ものは生け贄にできないので、
かれらは王様を放免しました。
無事に帰ってくることができた王様は、
すぐにアシュタバクラを牢屋から出して、あやまりました。
「おまえが言った通り、わしが手に怪我をしたのは、最高のできごとであった。
しかし、そんな大事なことを教えてくれたおまえを、わしは牢屋に入れてしまった。そのことを悔やんでいる。
どうすれば、この過ちをつぐなえるだろうか」
アシュタバクラは言いました。
「王様、私はいつも、起こることはすべて最高だと申し上げているではありませんか。
もしも、私を牢屋に入れてくださらなかったら、
私はいつも狩りでは王様の側から離れないので、
いっしょに捕まっていたことでしょう。
そして、怪我をしていない私は、生け贄になっていたことでしょう。
だから、牢屋に入れていただいて、最高だったのです。」
これを聞いて王様は悟りました。
「起こることは、本当にすべて最高なのだ。」
P.S.
起こった出来事をどう捉えられるか? って大事ですね。
わたしの提供しているセッションでは、過去に起こった出来事の捉え方がガラリと変わり、自分を制限していた思い込みがぽろりーんと取れてしまうワークもします。
人って、歪んで解釈して、不自由な思い込みを作ってしまうことってあるんですよね。
嫌な思い出を塗り替えて、過去に縛られない生き方をしたい方はぜひセッションを受けてみてください。
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平山 仁ー
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