自己否定の終わらせ方

今日は、自己否定について気づいたことをシェアしたいと思います。
ぼくは、長い間自己否定をしていた時がありました。
自己否定をやめたいと努力しましたがなかなかやめれませんでした。
何度も頭の中に浮かんでくるんです。
どうせ、、、って。
どうせ自分にはできっこない。
とか
どうせ自分は嫌われる。
とか
どうせまた最後には失敗する。
とか。
自分でもどうしていいかわからないくらい度々出てきました。
変わりたいと思っているのに、頭の中に湧いてくる言葉は、
どうせ、どうせ、どうせ、
身体がずず~っと地に沈んでいくような感覚。
どうでもよくなって投げ出してしまいたくなる衝動にもかられました。
そんな自分を変えたくて、心理学を学び、自分自身ととことん向き合い、だいぶ自信を取り戻すことができました。
それでもまた、ふとしたときに出てきます。
どうせ自分には無理…
変われたと思ったのに…
一体いつになったら変われるのかと、気が遠くなることもありました。
自分を変えたい、
望みを叶えたいって、
頑張っているのに、
まるで氷の上をツルツル走っているような状態でした。
何度ももがいて、何度も痛い目にあいました。
そして、
ようやく気づいたんです。
自己否定したままでは夢を叶えられん!
って。
自己否定を頑なに握りしめたまま、何年ももがき続けて出した結論です。
僕は、自己否定をやめたい一方で、どこかで自己否定を握りしめていたことに気づきました。
もう本当に気づけば、むしろ滑稽にも思えてきます。
自分のやっていたことに。
僕はいわば、”自己否定ヘルメット”を装着して世の中を見ていたように思います。
心理学を学んで、
人はありのままの現実を見ていない。
価値観や前提を通して見ていることを知りました。
知りましたけど、自分がやっていることにはなかなか気づけないものです、苦笑。
とくに自己否定しているときがそう。
僕は、自己否定しているとき、
自分はダメだ、どうせ嫌われるといった価値観を持って世の中を見てたので、
なんども自分はダメだ、自分は嫌われるという証拠探しをしていたように思います。
心理学では色眼鏡でよく例えられるのですが、
青いレンズのメガネをかけて、世の中をみるとすべてのものが青っぽく見えそうですよね。
同じように、
自己否定のメガネをかけていると(自己否定していると)、
世の中すべてから、自分はダメだ、嫌われてるを拾って見てしまうのですね。
自分の持っている価値観を通してものごとを見てしまいます。
白いものが青く見えるのです。
このように青く(嫌われている、ダメだと)見たことが何度あったかわかりません。
そして、
人間関係では、人の顔色を伺って、相手の人の表情が暗く見えると自分がなにか悪いことをしたのかなって感じることもありました。
その人に確認してしまうことも…
いやだから、
ヘルメット取れや、笑。
自己否定していたときの自分に突っ込みたいです。
客観的に見てみると、自分が自己否定でやってたことは滑稽です、苦笑。
でもその世界がその時の僕には現実だったんですね。
疑おうと考えたこともない現実そのものの中で生きていました。
だから思うんです。
このヘルメット脱いだ方がいいなって。
自己否定をやめるには、
自分が自己否定ヘルメットをかぶって世の中を見ていたと気づくことから。
そして、
その自己否定ヘルメットを脱ぐ。
脱ぐって言っても簡単に脱げるかって思うかもしれません。
実際僕もヘルメットを脱いだつもりが気がつけば、、、
またやってましたよ。
それはそれは、もう
マトリーショカのように、脱いだら、小さめのヘルメット被ってたということがよくありました。
これは、潜在意識の変わりたくないという防衛本能が影響してるのでしょう。
自分を守ろうとしてくれている健気なマトリショカ。
でもね、脱げば今までよりも、薄い青色になるんです。
青いと感じる機会が減ります。
そして知っておきたいのは、自分だけではなく、相手の人もなんらかのヘルメットをかぶってみている可能性があるということです。
そんなつもりでなくても、違う風に取られるということがありますよね。
世の中、ほとんどの人が、いろんな色のヘルメットを被って生きてるんじゃないでしょうか? 薄い濃いはあると思いますが。
こんな凡夫な人間たち同士で、
誤解したり、されたり、
気づいたり、気づかれたり、
人間関係を学んで楽しんでるのかも知れませんね。
でも、
自己否定ヘルメットを脱げば、もっと世の中が楽しくなってくると思います。
だからね、
今自分のことを責めてしまったり、
思い通りにならないって苦しんでいる人に伝えたい。
そのヘルメット脱ご!
そしてクリアな目で世の中見よ!
脱いで、マトリーショカで、
中からまた自己否定マスク2、3、4が出てきたら、
上から黄金マスクをかぶせちゃお!
(キン肉マン黄金のマスク編より拝借)
きっと世界は、僕たちの想像以上に輝いているに違いない。
キラキラと。
P.S.
自己否定の期間を生きたからこそ、
人生が味わい深くなったような気がします。
少しは、人に優しくなれる人間になれたかもしれません。
だから僕にとっては、とても大切な時間でもあります。
自己否定していた自分も愛おしい。
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