自分に自信を取り戻し、心からの望みに命を使うサポート!

あなたは、自己催眠をかけていませんか?

 

 

 

今日は、僕が子供の頃にかけていた自己催眠についてのお話しです。

 

子供って、親や先生の言ったことを素直に吸収するところがあって、

 

僕には1つ、大人になってもすごく影響を受けていた体験がありました。

 

 

僕は昔、

 

なにをやってもヘマをしてしまう

 

という感覚を感じることがありました。

 

社会人になってから、それが顕著に出てきました。

 

 

仕事をしていると、本当に漠然となんですが、

 

なんか失敗しそうな気がして、

 

内心びくびくしながらやっているところがありました。

 

 

僕がやると失敗してしまう。

 

だからもっと他のできる人がやった方がいい。

 

いつもそのように感じていました。

 

 

そして、やっぱりよく失敗しましたし、

 

腰がひけていたからでしょうか、

 

うまいくいかないことが多かったです。

 

 

 

それから月日は流れ、

 

30代後半に心理学を学ぶことになって、

 

そのときに、

 

人は過去の繰り返しの体験や強く影響を受けた体験から

 

信念や思い込みを作ること、

 

そして、その信念や思い込みが、

 

大人になっても影響していることがあると知りました。

 

 

僕はこのなにをやっても失敗しそうな気がするという課題”で、

 

どうしてそうなってしまうのか知りたくて、コーチ仲間に

 

「過去の体験で作った思い込みを変えるセッション」というのをしてもらいました。

 

すると、

 

幼少時代の数々の失敗体験が頭に思い浮かびましたが、一つ特に印象的な思い出が蘇ってきました。

 

 

僕は小学生のとき、剣道を習っていたのですが、

 

その先生がものすごく怖かったのです。

 

 

先生の指導はスパルタで、なにか失敗をすると、

 

「けつペタ〜」といって、竹刀でお尻を引っぱたかれました。

 

これがかなり痛いんです。

 

寒い冬なんて、たまりませんでした。

 

 

また、先生に稽古をつけてもらうときは、

 

「構えがなってない!」と防具で覆われていないところを叩かれたり、

 

もっとしっかりと前に飛び込んでこいと言われ、

 

飛び込んでみると、喉に突きをされる。

 

突き=喉の部分に竹刀をつくこと。

 

これも、痛くて悶絶します、苦笑。

 

 

このような感じだったので、

 

僕はこの先生が怖くてビクビクしていました。

 

 

 

その先生はいつも僕のことをこう呼んでいました。

 

ヘナ山〜!

 

ヘナヘナしているからヘナ山…

 

僕の名前は平山です、w

 

なんか失敗しようものなら、

 

ヘナ〜っ!

 

と怒鳴られたものです。

 

へな?

 

もはや原型をとどめていません、笑。

 

 

 

 

僕はこの剣道の体験を通して、

 

僕はヘナ山なんだ、、、

 

いつもへなへなしてるんだ、、、

 

なにをしても失敗しちゃう。

 

という感覚を強めていきました。

 

 

 

この体験で作った信念や思い込みに気づいた後、

 

その体験自体を心理セラピーで塗り替えていきます。

 

すると、その時には見えていなかったことが見えてきました。

 

 

 

子供であった当時は、

 

その先生が僕には特に厳しいような気がして、

 

なんか嫌われてるのかなあ、とか

 

狙い撃ちされてるのかなとか思っていたのですが、

 

その先生のスパルタ指導の裏には、

 

「強くなれ!」という想いがあることに気づくことができたのです。

 

 

 

叩かれたことばかり記憶していたのですが、

 

道場を代表して競い合う団体戦では、

 

「大将」(=5人チームの最後)に

 

よく選んでくれていたことを思い出しました。

 

 

いっぱいしごかれたけど、嫌われていたんじゃなくて、

 

先生なりのやり方で、育ててくれたんだなあ・・・

 

と気づくことができました。

 

 

 

 

 

そのとき、今まで覚えていた剣道のシーンが変わりました。

 

 

しごかれた場面ではなく、嬉しかった場面が

 

より鮮やかに蘇ってきました。

 

 

メーン!

 

 

と相手の面(頭)を竹刀で打って駆け抜けて、

 

 

審判をふりかえると、

 

 

ババっと、自分のタスキの色の旗があがるシーン。

 

 

 

決まった!

 

心の中でガッツポーズをする、

 

あの独特の快感が蘇ってきました。

 

 

 

 

 

そこで僕の持っていた信念が塗り変わりました。

 

 

「決めるときは、決められるんだ!」

 

 

 

そしてセラピーの最後に、

 

先生とハグをしました。(イメージで)

 

 

先生、ありがとうございました・・・

 

感謝の想いが溢れ出て、

 

胸がジーンとあったかくなりました。

 

 

ヘナ山君の自己催眠から、解き放たれた瞬間でした。

 

 

 

 

この気づきをへてから、

 

仕事に対する僕の取り組む姿勢を変えていきました。

 

 

 

それまでは、

 

また失敗しちゃうかも・・・

 

と失敗にばかりフォーカスしていたけど、

 

「きっとできる」 とか

 

問題が起きても、「絶対なんとかなるはずだ」と前向きな気持ちで、

 

取り組めるようになったのです。

 

 

この心の態度を変えることが功を奏したのか、

 

仕事もだんだんできるようになっていき、

 

周りの評価も上がっていきました。

(あくまで当社比です)

 

 

 

人はこのように、知らず知らず自分に催眠をかけて、

 

その自分を演じていることがあるんですね。

 

 

 

今日は、僕自身がかけていた自己催眠についてのお話でした。

 

 

もしあなたにも、これ苦手だなと感じたり、 

 

なにかうまくできなさそうな気がするということがあるのなら、

 

それは、あなた自身が”できない人”なのではなく、

 

そう思いこんでいるから、そう感じているだけなのです。

 

 

そんな自己催眠に気づくことができると、

 

変えていくことができます。

 

すると、

 

見える世界も変わっていくんですよね。

 

 

この話を聞いて「あっ、私自己催眠中かも」と心に引っかかった方は(笑)、ここでお話をした心理セラピーもできますので、お気軽に相談してくださいね。

 

by 

心からの願いに本気になるサポート!

セルフリスペクトコーチ

平山 仁ー 

  

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