降伏宣言！
僕は、今ままで、内省やコーチングを通してたくさんの自分の嫌な部分に向き合って、そして手放してきました。
僕の学んだ心理学には、すべての感情や行動には肯定的な意図があるという前提があります。
※肯定的意図＝なにかしらプラスになる目的
怒りの感情や、妬みの感情、焦りの感情といったネガティブなものにも、なにかしらの肯定的な意図がある。
そして、実体験を通して、たしかにあると実感したし、そして肯定的意図に気づいたら嫌だと思っていた執着がほどけていったことを何度も体験しています。
しかしながら、一つだけ例外がありました。
それは、自分を長年苦しめてきたアトピー！！
こいつにだけは肯定的意図なんぞはあるわけがないと思っていました。
どれだけ、やつは、いろんことで、自分の足を引っ張って来たか・・・
コーチングセッションでアトピーについて、取り組んだこともあります。
アトピーから得られたものもあると気づくことはできました。
たしかにアトピーを経験することで、人の苦しみにより共感できるようになれたし、これは大きいと思っています。
その得られたことは認めるんだけど、心の深いところでは「肯定的意図なんぞあってたまるか！」というのもどっかにあったんですよね。
だから、完全にはすっきりしませんでした。
得られたものがあるとわかっていながらも、それでもなお、どうしても許せなかったことがあるからです。
それは、僕の大好きな食べ物に限って、それを食べると、即時に痒みとなって症状として現れること。
お酒、揚げ物、お菓子、スイーツ、すべてが美味しくて大好きなのですが、これらを食べると、即身体が反応し、時には夜寝られないほどの痒みに襲われる。
自分が好きなものに限って、楽しむと、後で強く痒みで返ってくる。
食べ物ほど人生において、楽しみはないと思っているのに、大好きなものに限って、心の底から楽しむことができない。
僕はお菓子のハッピーターンが大好きで、一度食べるとやめられないんです。
あれ、やめられなくないですか？笑
ハッピーターンは、文字通り、食べてるときはすごくハッピーなんですが、僕にはそのあとがあり、
後で倍返しで痒みがやってきます。
アンハッピーターンなんです、笑
だから、どれだけ、アトピーを経験することで、人の苦しみにより共感できるようになったとは感じていても、心の底では、邪魔でしょうがなかった。
表面上は、許したつもりでいたけど、心の底では、完全に許せていなかった。
でも、もう許します。
自分の身体に合わない、もしくは合わないものと勘違いして、皮膚から外に出そうとしてるんでしょう。
知ってるよ。
もうその勘違いも許してあげよう。
何も悪意があって、痒みを起こしているわけではないのだから。
勘違いであれ、体に合わないと思って外に出そうとしているのだから。
リフレームなんてするか！って思っていたけど、してあげよう。
勘違いは、おっちょこちょいだ。
あんたは、おっちょこちょいな超高感度センサーや。
体の中にもおっちょこちょいなやつがいるということを許してあげよう。
どうして許す気になったか？
それは、何万回戦っても、勝てなかったから。
どれだけやつを無視して、自分の好きなものを食べても、必ず、痒みとして帰ってくる。 必ず。
よく、ここまで戦ったなと思うくらい戦ったけど、やっぱり勝てないとわかったから。
自分自身といくら戦っても、自分が傷ついてしまうだけなんだ。
だから闘いはもうやめます。
自分との闘いを続けながら、誰かのコーチングをしていくのは、
世界平和を目指しながら、自分の国では、内戦しているようなもんですからね。
他国に、内戦はやめにしませんか？といったところで、
「まずあんたところの内戦どーにかせー！」って突っ込まれるでしょ、笑。
これらすべてに気づいたうえで、何が起きればいいでしょう？
はい、降伏宣言します！
参った‼
Ｐ．Ｓ.
いやあ、降伏宣言ってやってみると清々しい。
幸福宣言と変換されてしまいますし、笑
Ｐ．Ｓ.
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